オフラインミーティング '04-03

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最後にCOXのエンジニアさんとの意見交換。

COXパワーチェックプチオフ:詳細版(3)


画像をクリックすると、大きくなるものもあります。

 

Photo by snowman

パワーチェックと試乗を終えて、ミーティングのため別室に案内していただきました。

今回は2Fのミーティングルームを、特に我々との意見交換のために用意していただきました。

←こちらは、1Fにある待合いスペースで、ソファなどもあり、歓談できるようになっています。

Photo by snowman

相手をしてくださったのは開発主任のIさん。

COXとしても、アウディSクラスのユーザーの声を積極的に聴いていきたいということで、真摯な姿勢でお話をしてくださいました。

アウディユーザーは、技術が好きで乗っている人が多いのだから、Audi JPなどとも連携して、もっと技術情報を公開してほしい。また、スポーツ系のイメージを高めるためにも、アウディ・ピレリ・サーキットチャレンジのようなイベントを継続して開催してほしい。サーキットを走る人ばかりでなく、見学も兼ねて、いろんなユーザーが集まれるイベントにすればいいじゃないか…、とまずは、好き勝手な要望をお伝えしました。

で、その後は、せっかく開発主任さんが相手をしてくださるのだから、ということで、アウディの整備やチューニングについて、根掘り葉掘り聞いてしまいました・・・。

せっかくなので、その一部をご紹介します。

以下、お話だけなので写真はありません。
1.基本的にアウディは…

ノーマルの状態で非常に良く作られている。だから、チューニングする際にもそのバランスを崩さないよう、よほど注意する必要がある。下手なチューニングするよりは、ノーマルパーツを短いサイクルでどんどん交換していく方が良い場合も多々ある。

 

2.パワーチェックでは…

気温による補正は加えるものの、S4などのアウディターボ車は、1℃温度が高くなると3〜4PS落とす設定になっている。したがってコンディションにより数値も異なる。もし、ある部品の成果を正確にみようとするなら、同じ日にできるだけ間隔をあけずに続けて測定しなければならない。

 

3.それだけ気温の影響が大きいので…

流入空気の温度管理は非常に大切。たとえば、それを知らずに向きだしタイプのエアクリーナーなどを装着してしまうと、冬なら良いが、夏場はラジエータを通った40℃から60℃近い空気を吸うことになる。それでは、チューニングもなにもない。

ノーマルの状態での空気の取り回しは実によく考えられているので、ノーマルの吸気系を活かしながら、内部のフィルタのみ交換する程度の方がよい。

また、インタークーラーを換装する場合もよほど注意が必要。

 

4.ノーマルですばらしいもののもう一つはボディ剛性。

国産だと、数年走っているうちに、ボディがよれてくる場合がほとんどだが、アウディは剛性が非常に高く、ロールケージ等の補強をしなくても、そもままで充分ずっと走れる。

フロント最前部にも補強バーがあるが、はずそうとしてもはずれない。なんと最初から溶接してある。

回頭性をあげるために、リアのスタビライザーが効果的な場合はある(しかし、ケースバイケース)。

 

5.サスペンションの換装については…

いろんなアフターパーツが出ているが、パーツそのものの選択以上に取り付けるお店の技術とタイヤの選択が重要。

たとえば、取り付けのとき、サスを装着した後、クルマをちゃんと地面におろした状態でボルト締めをしているかどうか地面におろさないでリフトしたままの状態でぼると締めをしてしまうと、着地したときすでにゴムが曲がっていることになる。。独車は堅いブッシュにすべてをゆだねている構造なので、取り付け時点で少しでも曲がっていると、あとでいくらいじっても良くならない。ちゃんと荷重がかかった状態でまっすぐ取り付けるというそれだけのことができていない場合が多い。

 

6.さらにエンジンチューンについて…

チューニングで一カ所だけを強化しようとすると、そこは良くても、他で悪さが出てくる場合が多々ある。

たとえば(コンピュータチューンなどで)、温度が上がっても馬力が落ちないように進角を遅らせると、それだけ高回転でも大きな馬力を取り出すことはできる。しかし、今度は排気温が高くなり、セーフティモードに入りやすくなる。そうならないように、DV等をいじっている場合もあるが、万一限界を超えてしまうと、エンジンが壊れる。S4やRS4などの高性能車は、もう一瞬でエンジンが粉々になる。何度も見たけど、ホントに粉々になっている。

ノーマルの状態で非常によくバランスが取られているので、いじる場合はホントに良く考えてやる方がいい。

 

Photo by snowman

…となんだか、あれもやっちゃだめ、これもやっちゃダメという話ばかりだったかのようですが、これこれこういうことならしても大丈夫、という話ももちろんありました。でも、「バランスが重要」というお話をさんざ聞いたところなので、部分だけをアップして誤解が生じるのはやはり避けるべきでしょう。

というわけで、サイト上での報告はこれくらいにしておきます。

次回オフがまたありましたら、そのときご参加して直接聞いてみてください。

Photo by snowman

とかなんとか言っているうちに、早くも16:00過ぎになっていました。10:00集合からなんと6時間以上もたっていました。

我々の根掘り葉掘りの質問に、昼食もとらず、辛抱強くつきあってくださった開発のIさんに感謝です。No.1エンジニアを土曜の多忙な時間帯に6時間も拘束していたわけで、工賃から時間フィーを憶測すると、エライこっちゃになりそうです。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

Photo by snowman

それでも尚、残って話がつきないお二人です。

(私は、同行させた子供がさすがに腹を空かせてぴーぴー言い出しましたので、16:00過ぎで失礼させていただきました)

 

 

今回のプチオフは、S-car'sとしても、アウディの供給側のコアに近いところへ一歩踏み込むかたちになりました。ショップさんやアウディJPと連携すれば、活動の範囲と中身がぐっと充実することが考えられますが、一方で、営業上のしがらみやらなんやら、それにサイト自体の運用方針等、いろいろ検討しなくてはならないことも出てきそうです。

とはいえ、それだけメジャーになってきたとも言えますね。

じっくり考えながら慎重に進めて参りましょう!

 

このページのコメントは、snowmanでした。

 

 
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