from mfdent vol-30

 

 
 

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2006年07月  レーダーアンテナ
 

Audi S8

S8(D2)のガラスは、電波を通しませんのでレーダー探知機や、ETCなどの設置がやっかいです。
以前は、GPSレーダーを運転席側ルーフに設置しましたが、
カッコわる〜との声が大きいのと、ETC設置もあり、やり直しを決意致しました。
いろいろ考えましたけど、
ボンネット上に設置し、その上からパワーバルジみたいなものをかぶせればいいのでは?と
浅はかに思い立ち、準備しました。

まずボンネット中央部に
GPSレーダー受診部分と、ETC受診部分を装着します。
配線はボンネット裏に廻します。
配線が表側に出てくるところが、かっこわるいですが、
これらをすべて見えなくするようにカバーをかける予定です。まずはこれで試運転。


レーダーもGPSもETCも当然、ばっちり動作します。

本当ならドライカーボンで作ればいいのでしょうが、
コスト面からウェットカーボンです。
まだ磨き上げていない状態で、黒いカーボンです。
うまくいけば、これをシルバーボディと同色に塗装する予定です。
まずは仮止めし、試し運転。
私としては、風切り音とかどうなることかと心配でした。

GPSもレーダー探知も、正常に作動します。
ですが、なんと、
ETCが感度悪ぅ〜!
3回に1回くらい、認識不良でバーが上がりません!
バーが上がった場合でも、ほんとに寸前でやっと上がるといった具合。
カーボンカバーは、電波を通さないようです。


同じS8ユーザーのUJさんのお車では、
フロントバンパー内にレーダー類を配置したとのこと。
私も春になったら、移設するつもりです。
とりあえず、現状のままカバーなしで冬を越すつもりです。
 
2006年11月 シフトノブの交換
 

 

以前からティプトロのシフトノブが嫌いでしたが、
変更することは出来ませんでした。
ずっと前のアウディでは、ゲートタイプのATでしたので、
シフトノブはMT同様なんとでも変えることが出来ましたが
ティプトロはボタンがあるからダメとのことでした。
しかしながら
最近、ティプトロでもシフトノブ交換が出来るようなアイテムがあることを知りました。

  

 


pithouse ROCO
http://www.pithouse-roco.com
ティプトロ シフト アダプター
¥4,980ネットで検索すると、VW系の人たちにも使われているようでしたので、
まよわず購入。
到着したティプトロ シフト アダプターを観察すると、
ちょっとしたほんの趣味程度の金属加工技術があれば、自作可能な代物でした。
今回はじめて純正シフトノブをはずしてみましたが、
純正シフトノブに付いてるボタンは、
シフトシャフト内部の白い樹脂パーツを引っ張り上げる働きだったのがわかりました。
これを引っ張り上げると、シフトゲートのロックがはずれる構造です。
なんでこんな簡単な構造なのに、
いままでティプトロ シフト アダプターがなかったのでしょう?
あったのを私が知らなかっただけ?
ティプトロ シフト アダプターは、
直径15ミリ、長さ110ミリのステンレスパイプで
樹脂パーツに勘合させ、ティプトロ シフト アダプターを上に引っ張り上げると
中の樹脂パーツも上に引っ張り上げられ、
結果的にゲートのロックが解除されるという仕組み。
こういう加工に慣れてて、工作機械がある方なら、10分でできます。
材料費も100円くらい?
ですが、PL法のからみもあるし、
売るとなると、こんな値段になっちゃうんでしょうね。
   

 

 

純正シフトノブのはずし方
シフトを「N」か「D」に入れ、エンジンを切ります。
シフトノブの下側にある、金属色のカバーパーツを下に向けてずらします。
回転させてもさせなくてもとれるはずです。ゴムの弾力ではまってるだけです。

 

シフトノブのボタン(銀色)を、押し込む方向と反対に引っ張ったまま、
シフトノブ全体を引き抜きます。
この引き抜くための力は、私の車の場合、かなり強く引っ張りました。
両足で踏ん張るくらい!
すると、いきなりとれます!まるで大きなカブ状態です!
取れたノブが顔などにぶつからないように注意しましょう。

 

実際にやったわけではありませんが、「N」や「D」だけじゃなくどこでも良いような気がします。
ノブがとれ、シャフトのカバーパーツも引き抜きます。(もう力はいりません)

白い樹脂部分を指で引っ張ると、シフトは自由に動かせます。
たとえば、この樹脂部分を引っ張った状態で固定してしまうと、
どの位置にもどんな時でも動かすことが可能になります。
走行中に助手席の人が、ちょっとパーキングとかいって勝手に動かすと
かなり大変ですから、止めた方が良いです。

 

 

このシャフトの上に、ティプトロ シフト アダプターをかぶせ、
樹脂パーツと連結するため、横から金属棒を差し込んで完了。

 

あとはこのティプトロ シフト アダプターに好みのシフトノブを付ければオーケー。
ティプトロ シフト アダプターは、直径15ミリですから、それが入るノブを探しましょう。

私が選んだのは、
MOMO(モモ)】 シフトノブ (F16 カーボン)
7000円くらいでした。
シャフトの直径が15.5ミリまで挿入できると説明書にありました。

 

こんなに位置が高いと、カッコも悪いです。

 

 

ところが、
ティプトロ シフト アダプターを挿入すると、
ほんの5ミリ程度しか入りません。
シフトノブを裏から観察すると、穴にテーパーが付いていて、先細りなのです。
5ミリでも入れば、しっかり固定でき使用可能となりますが、
シフトノブの位置がすごく高い状態になってしまうのです。
ですから、ノブを買い換えるか、ノブの穴を広げるか。
結局後者を選び、ノブの穴を広げました。
実際、こんなこと出来る人は限られますから、一般的ではないですね。
これからティプトロ シフト アダプターを買われる方は、
シフトノブを慎重に選んで下さい。

 

 

で、穴を広げて
ティプトロ シフト アダプターが40ミリくらい挿入できるようになりました。
これだと、純正シフトノブと同じくらいの高さになります。

ティプトロ シフト アダプターに
シフトノブを装着するには、
ノブに付属のイモネジで3方向から締め付けます。

その後に、ジョイントカバー(化粧パーツ)をねじ込んでできあがり。

 

 
でも穴を広げたり、いろいろ加工したせいで、
ノブ自体にも傷が付いてしまいました。
とりあえず、しばらく使うつもりですが、
なにか気に入ったのが見つかったら、換えようかなと思ってます。
実際の使用感覚は、
シフトを引っ張る動作自体は、慣れの問題であまり気になりません。
それよりも、引っ張る際にティプトロ シフト アダプターが
セレクターの軸にこすれあい、安っぽい金属音(カチャカチャ)と鳴きますし
シフト自体も、回転方向への遊びが大きく、気になります。
  まあ見た目は目新しいし、悪い印象はありませんが、
純正でも不都合はありませんでしたので、
セレクターの軸にこすれあう安っぽい金属音(カチャカチャ)と、
回転軸方向の遊びについて、けっこう気になりますから、
自分としてはイマイチと思ってます。
   
 
つづきます>>

 

 

 

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